前回、園芸センターに行ってりんご狩りができることを知った私たちは、おいしいりんごの収穫体験をしに再び仙台農業園芸センターへ行ってきました。
ところが私の想像していたものと違って、ただりんごを収穫するだけではなかったのです!
おいしいりんごの選び方、味の違いなどを教えてもらい、ひと通り講習?を受け、試食もたくさんいただいてからのりんご狩りでした。
ここでは、そのりんごの豆知識も盛り込みながらりんご狩りの様子をご紹介します。
観光果樹園〜りんごの収穫体験〜
観光果樹園では「ブルーベリー」や「ぶどう」「梨」など、さまざまな果物や野菜を栽培していて、1年を通して旬の味覚狩りが体験できます。
ぶどうの時期には、人気のシャインマスカットも収穫できたそうですよ!
まずは受け付け
▲園芸センター内「管理研修棟」の裏手にハウスが並び、その隣の小屋で申し込みをします。
▲この日は「ふじ」と「はるか」を2個ずつ、1組で1500円。
人数の料金ではないので何人で行っても1500円です。
でも採れるりんごの数は4つ。
係の人が、「1500円は高いよね~ 俺でも高いと思うもん、でも味は抜群だから!」とおっしゃっていたので、味への期待も膨らみます。
▲受け付け時に料金を支払い、「収穫用のビニール袋」と「ナンバープレート」を受け取ります。
ミニトマトの試食もいただきながら和気あいあい♪
この日のりんご狩りは、
- 10:00
- 11:30
- 13:00
- 14:30
の4回。
時間になったらまたここに集合します。
りんごの収穫体験へGO!
▲集合時間になりました。
まずはみんなで集まって、案内のおじさんにごあいさつ。
▲りんご狩りの前に、りんごの選別機を見せてもらいました。
このマシーンに通すと「大きさ」と、なんと光を当てて「糖度」まで測れるそうです。
数値が良くないものは出荷しないんだという徹底ぶり。
このマシーンの価格は高級外車2台分だとか。
▲おじさんのいろいろなお話を聞きながら進みます。
▲こちらは「イチジク」の木(収穫時期:9月〜11月)。
「イチジクは果物だけど、肉巻きにして焼いたり、天ぷらにしても美味しいんだよ」と教えてもらいました。
りんごの講習
▲いよいよりんご狩り~! と思ったら・・・。
▲何やら椅子が並ぶテントへ。
▲りんごの実のなり方や、おいしいりんごの選び方を教えてもらいました。
- 皮はスベスベではなく、ボツボツザラザラしたものの方が蜜が多く入っている
- 適度な大きさがよい(大きすぎると柔らかくなりやすく、小さすぎても甘みが足りない)
▲おいしいりんごの選び方で、まずは「買わない方が良いりんご」の試食。
しかしそのりんごは普通においしく、周りの人達も「おいしいよね…」とザワザワ。
次に「買った方が良いりんご」を試食させてもらうと・・・
・・・!?
なるほど! 格段においしい!
「ふじ(パインアップル)」と「はるか」の食べ比べも。
「はるか」ははじめて食べましたが、洋梨のような香りがありおいしかったです。
りんごを収穫してみよう!
▲ではりんごを収穫してみましょう!
▲黄色いりんごは「はるか」。
りんごの採り方とおいしそうなりんごを教えてもらって・・・
▲おじさんに手伝ってもらってエイッ!
▲りんごは一列にきれいに並んだ「ジョイント栽培」を採用していて、子供でも採りやすい高さ。
▲おまけのもう一個もらってご満悦〜♪
りんごを収穫できたことがとても嬉しかったようで、4歳の娘はしばらくりんごを手放しませんでした。
管理研修等にて
▲集合時間までの待ち時間は「管理研修棟」のキッズエリアで遊びました。
室内なので寒さもしのげて快適!
▲私は野菜の直売所を物色。
新鮮な大根が100円、ブロッコリーが150円とお値打ち価格!
ミニトマトの「プチぷよ」は名前の通り皮がぷよっとしていて不思議な感じ!
こういう品種なんですって。
触り心地はスーパーボール、食べてみると濃厚な味わい。
白鳥とカモが観れる沼
りんご狩りの最中に、クワックワッという甲高い声が聞こえてきました。
おじさんに聞くと、「裏の沼に白鳥が来てるよ」とのこと。
りんご狩りのあとさっそく行ってみることに!
▲裏には大きな沼があり、一面にカモ!カモ!カモ!
写真では見づらいですが白鳥もいて、その姿は圧巻でした。
▲運良くなぜか双眼鏡を持ってきていたので…。
あると良いかもしれません(^_^*)
せんだい園芸センターの食事処「一番堂」
前回来た時には子供向けでは無いのだろうという思い込みで寄らなかったラーメン屋さん。
今回思い切って入ってみたら、「なんだファミリー向けではないか!」 ということが分かりました。
▲園芸センターの入り口を入って右側にラーメン屋さんがあります。
とんこつ系とあって、「子供向けでは無いのだろうな」と思いきや、行ってみると・・・。
▲「あっさり醤油ラーメン」もあったので入ってみることに。
▲注文は食券で。
農園で採れた野菜を使ったカレーやラザニアなどもありましたが、それらは平日限定だったので、パパはとんこつラーメン、私達は醤油ラーメンに決定。
▲太麺・細麺を選べるらしく、ここで聞かれました。
▲飲食スペースはこんな感じ。
▲ファミリー向けだと思ったのはキッズチェアがあったり、取り分け皿やプラスチックのスプーンやフォークも揃っていたからです。
▲ラーメンって野菜やたんぱく質が採れにくかったりしますが、ここは農園で採れた「雪菜」や「ネギ」も入っていて、母は安心。
チャーシューもおいしかった!
我が家はりんごを食べた後でもあったので、「醤油ラーメン2つ」を母・7歳息子・4歳娘の3人で取り分けてちょうど良かったです。
▲そしてラーメンを注文するとご飯が食べ放題!
お腹いっぱいになりました。
▲さらにソフトクリームも食べます。
入り口で見つけたもんね。
観光果樹園(せんだい農業園芸センター)のアクセス
観光果樹園は「せんだい農業園芸センター」の敷地内にあるので、駐車場、休園日は園芸センターに準じます。
この日の仙台農業園芸センターの駐車場は?
▲日曜日の午前11時の駐車場です。
私たちは「りんご狩り!りんご狩り!」と張り切っていたので、なんとなく混んでるんじゃないかと思ったていたのですが、すんなり駐車できました。
混雑が苦手な方にもノンストレス♪
観光果樹園のトイレ情報
▲観光果樹園から一番近いトイレは「管理研修棟」内のトイレです。
集合時間前に済ませておくとよいですね。
観光果樹園へ行った感想まとめ
りんご狩りにかかった時間は集合してから約30分ほど。
小さいお子さんでも飽きずに過ごせる絶妙な時間だと思います。
そのあとも、公園で遊べたり見所も満載でみんな大満足。
家に帰ってからさっそく収穫してきたりんごを食べてみると、やはり素晴らしくおいしいりんごでした。
高いと思いきや、試食もたくさんいただけて、りんごの豆知識まで教えてもらって、とても満喫した時間が過ごせました。
試食の際に近くに手洗い場はないので、気になる方はウェットティッシュがあるといいと思います。
帰りにアンケートの記入があり、計7ページにもなるなかなかのアンケート内容でしたが(りんごにまつわるもので、連絡先など怪しい内容ではありません)、そのお礼(?)として、お茶とボールペンをいただき、ちょうど喉が渇いたという娘にありがたかったです。
次の果物狩りは6月のブルーベリーまで無いようですが、ミニトマトはほぼ1年を通して収穫体験ができるそうなので、機会があったらまた行ってみたいです!
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