とある可燃ごみ回収日。息子と一緒にゴミ捨て場へ。
「ママ!このごみはどこに行くの?」
よし、収拾車を追いかけよう!
着いた先は・・・姫路市網干区の人口島にある「エコパークあぼし」でした。
今回は、エコパークあぼしの施設内のレビューはもちろん、子供が楽しめる「カブトムシホール」や「芝生広場」にあるアスレチックも紹介したいと思います。
「エコパークあぼし」とは
エコパークあぼしは、日々排出されるごみの安全・安定的処理と循環型社会形成の拠点として、平成22年4月1日にオープンした施設です。
エコパークあぼしでは、積極的なバイオマス発電を導入したごみ焼却施設、ごみのリサイクルを図る再資源化施設のほか、ごみ・環境問題を楽しく学び、体験することができる環境楽習センターを整備しており、これらの施設を「めぐりルート」というコースで回遊しながら見学できます。
また、ごみの焼却熱を利用した温水プールなどを備えた健康増進センター、さらには広大なグラウンドゴルフ場を主体として大芝生広場や緑豊かな遊歩道などを整備し、人と環境に優しい未来型都市空間を創出しています。
公式HPより引用
定休日:水曜日、年末年始
利用時間:9時~17時*入館は16時半まで
電話番号:079-272-9166
紹介動画
エコパークあぼしへのアクセス
<車で行く場合>
・姫路バイパス「太子東ランプ」から車で約20分
・国道250号線浜田変電所前交差点より車で5分
*駐車場は無料で240台分あります。
<公共交通機関>
・山陽電車網干駅より無料シャトルバスが運行しています。
エコパークあぼしの施設レビュー
環境学習センター
▲多彩な展示物で身近なリサイクル活動をわかりやすく紹介する施設です。
様々な体験を通して楽しみながら環境問題について学べます。
▲自転車再生工房。
パンク修理等をしてもらえます。
▲姫路市の1人あたりの1日のごみの排出量。
こんなに出しているんだ。体感するとわかりやすいね。
▲リサイクル用品販売コーナー。
どれも可愛くて欲しくなっちゃう。
でも、本当に必要なものだけ買おうね。
▲リサイクル、リデュース、リユースの3Rについて分かりやすく解説されていました。
全部ふりがな付きなので幼児でも理解できたようです。
パネル下には、3Rを楽しく学べる迷路ゲームが。ゴールできるかな?
▲そういえば、エコパークあぼしができるより、もっとずっとずっと昔はどうやってごみを処理していたんだろうね。
めぐりルート(ごみ焼却施設と再資源化施設の見学)
めぐりルートとは、楽しみながらごみ処理の仕組みと環境の大切さを学ぶ「回遊型見学コース」のことです。
1日に5回開催され、予約不要・無料で参加できます。
内容としては、環境学習センターのミニシアターで、ごみ問題に関する映像を観賞した後、各階の見学ポイントで、ごみ焼却施設・再資源化施設の設備や作業風景を見学するとともに様々なミッションゲームを行い、楽しみながら環境の大切さを学ぶことができます。
▲ごみ収集車がやってきた! これからどの施設に向かうのかな。
ちなみに息子はまだ背が低く、見学窓からかなり背伸びをしないと見えなかったのですが、案内をして下さったお姉さんが抱きかかえてくれました。
すっかりお姉さんになついた息子。
手をつないで、見学ルートを回りました。
▲ごみ焼却施設。大きなアームでごみをつかんでいます。
つかんでは落とし、つかんでは落としを繰り返し。
空気を含んで燃えやすくするそうです。
かなりの迫力で子供たちは目がくぎつけ。
▲ミッションゲーム。
見学中のミッションゲームは全部で4つあります。
ゲーム1のミッションは分別してみよう。
これは何ごみになるのかな。正しく分別してボタンを押すと、正解かどうか分かります。
悩みながら他の子供たちと協力してミッションをこなしていました。
▲ゲーム2は生まれ変わった製品をさがせ。
ペットボトルは何に生まれ変わるのかな。
見学をゲーム4つで約1時間ほど。
子供ながら、ごみについて環境について感じ入るものがあったみたいです。
「明日、先生とお友達に教えてあげるんだ!」と意気揚々と施設を後にしました。
かぶとむしホール
▲選定木屑を使って、カブトムシの産卵から羽化まで、飼育実践する施設です。
夏にはホール中央で放し飼いにされるそうです。
カブトムシが放し飼いだなんで、息子にとっては夢の施設。
虫が苦手は母にとっては恐怖の施設です。
▲5月はまだカブトムシが幼虫のため、公開停止でした…残念!
成虫になったら公開されるそう。
夏になったら、見ようね。
ごみの焼却余熱を利用した足湯
▲ごみの焼却余熱を利用した足湯です。
アスレチックで遊んで疲れた足を癒す?子供達がとグランドゴルフを楽しんだ高齢者の方々がほっこりしていました。
アスレチック
▲芝生広場にはことも達が楽しく遊べる大型アスレチックがありました。
出発進行!うちの子は船に見立てて遊んでいました。
ふわふわドーム
▲アスレチックのそばにはふわふわドームが!
延々と跳ねていました。
よちよち歩きの子から小学生まで遊べる設備です。
▲ふと施設外を見ると、そこは工場地帯!迫力のある重機やコンビナートが見えます。
夜景も奇麗だそうです。
健康増進センター「リフレチョーサ」
▲ごみの焼却余熱を利用して観光増進施設です。
1階には温水プール、トレーニングジム、喫茶コーナー、2階には温浴施設がありのんびりと心身をいやせます。
温水プールがあることを知って泳ぎたい!と息子。
残念…、今日は水着もキャップも持っていないんだよ。
▲リフレチョーサ内の喫茶店(アルトマーレ)。
リーズナブルにランチや喫茶を楽しめます。
日替わりランチ700円が充実の内容でおいしそうでした。
▲暑い日だったので、迷わずかき氷を選択。200円でした。
▲屋外には開放的な気分の中で楽しめる広大なグランドゴルフ場があります。
エコパークあぼしの駐車場
▲240台も駐車できるかなり広い駐車場。
普段は余裕でとめられますが、「姫路とれとれ市 網干かき祭り」等イベントの際にはいっぱいになることもあります。
エコパークあぼしのトイレ
▲きれいなトイレが屋外、施設内に完備されています。
ゆったりとしておむつ交換台もありました。
エコパークあぼしに行った感想まとめ
幼児ながら、環境のことをしっかり考えられた1日になったようです。
帰宅してからも、母より厳しくごみの分別をするようになりました。
どうやら社会科では小学4年生で扱う内容だそうです。
興味をもちだした幼児はもちろん、しっかり勉強したい小学生にもぴったりの施設だと思いますよ。
注意すべきは、団体客がいないかどうか。
この日は駐車場に大型バスが3台。
いやな予感がして聞いてみると、午前中いっぱいは見学不可でした。
次の見学時間まで約2時間。しかし、外のアスレチック・トランポリン足湯・お昼ご飯で2時間はあっと言う間でした。
時間に制約がある方は事前に電話で確かめた方がいいかもしれませんね。
そして、息子が楽しみだった(私は恐怖)かぶとむしホールは休館中でした。
また、夏休みになったら、パパと行くそうです。
その際にはプールも楽しむ計画だそう。
1日楽しめる施設でした。
費用:無料(但し、プールやトレーニングジムは有料)
所要時間:約4時間(見学1時間 その他3時間)
・姫路とれとれ市 網干かき祭り
・あぼしまちエコフェスタ
・夏休み応援企画 『 宿題終わらせちゃおう!!』
・ジュニア姫路検定
・さまざまな体験教室を開催
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