横浜にある「港の見える丘公園」へ行ってきました!
横浜港を見下ろす小高い丘にある公園で3年前に緑化工事が終わり、今までバラ園であったエリアは、「イングリッシュローズガーデン」としてリニューアルされました。
「山下公園」同様に港の見える丘公園も、有名なバラの名所です。
イングリッシュローズをテーマに、見頃の5月は混雑必至。
1962年に開園し、名称は戦後の流行歌『港が見える丘』に由来しています。
あの有名な「ブルーライトヨコハマ」はこの公園をモチーフにしたヒット曲なんですよ~。
港の見える丘公園へのアクセス
〒231-0862 神奈川県横浜市中区山手町115
<電車>
・横浜高速鉄道みなとみらい線
「みなとみらい線元町」中華街駅出口「6」より徒歩5分
・JR京浜東北・根岸線
「石川町駅」より徒歩20分
<バス>
・JR「桜木町駅」始発「保土ケ谷駅」行「11系統」「港の見える丘公園前」
下車すぐ(所要時間10分程度)
港の見える丘公園の駐車場
▲公園と通りを挟み向かい側にあります。
<駐車場利用時間>
24時間
<収容台数>
17台
<利用料金>
・平日:30分250円
・土・日・祝日:30分300円
※障害者用駐車区画もない駐車場。休日ともなると満車確率が高い駐車場です。
港の見える丘公園の見どころ
▲フランス橋を渡ると公園入口の階段が見えてきます。
▲左右対称の階段があります。
けっこう段数が多いので足にきますよ…。
▲フランスの領事官邸
当時の建物の壁面が残っています。
タイルがおしゃれ♪
▲井戸水を汲み上げるための風車。
▲「レンガ造り井戸遺構」
当時は上水道が山手まで通っていなかったので井戸が掘られていました。
深さ30mとのことで覗いてみましたが、今は草が茂り底までは見えません。
▲「愛の母子像」
昭和52年に米軍機が墜落し親子3人が亡くなり、生前に海が見たいと言っていたことから寄付を受け建てられた像だそうです。
▲庭園へつながる橋
最近改修したのかとてもキレイな橋です。
ここを渡ると展望台が見えてきます。
▲「展望台」
行きかっている船とベイブリッジ、鶴見ツバサ橋が見えます。
2011年に公開されたスタジオジブリ作品「コクリコ坂」は1963年の横浜が舞台で、主人公の松崎海が下宿していた「コクリコ壮」のある場所は「港の見える丘公園」がモデルとのこと。
劇中で主人公の松崎海が毎朝掲げていた「U・W旗」を掲揚するポールとパネルが設置されています。
▲「港が見える丘 歌碑」
戦後当時この歌が流行ったそうです。
展望広場にあります。
▲ガーデンベア花壇
▲花壇
イギリス調の庭園が広がっています。
▲記念撮影したくなるステキな噴水。
噴水に面してベンチがいくつも設置されています。
▲ローズガーデン
犬の散歩をしてる方もたくさんいらっしゃいました。
▲バラと111番館
オープンテラスがお洒落なティールーム「カフェ・ザ・ローズ」があります。
天然ローズエッセンシャルオイル入りのオリジナル・ローズティーやローズソフトがあります。
大人だけでゆっくりできるときにぜひ来たいカフェです。
▲横浜ゆかりの作家「大佛次郎」の記念館です。
アーチ型の屋根と赤レンガの外観がオシャレです。
名曲が生まれた西洋館やローズガーデンのある公園
「街の灯りがとてもきれいね、ヨコハマ、ブルー・ライト・ヨコハマ~♪」
いしだあゆみさんの歌う有名な『ブルーライトヨコハマ』の歌の誕生地がこの「港の見える丘公園」です。
世代的にはちがうのですが、普及の名曲として今でも必ず1度は聴いたことがある歌ですよね。
なんとなく、カタカナの歌詞からその当時の海外へのあこがれが感じられます。
さらに時代をさかのぼること、開港当時はこの一帯は外国人居留地だったので、イギリス軍とフランス軍が駐屯していました。
その関係もあり歴史的建物が今も多く残ります。
山手の洋館巡りには外せない公園でしょう。
そして、公園の名前からして展望台からの景色はぜひ見たいところです。
昼間は倉庫街のビル群と共に横浜港やベイブリッジ、ランドマークタワーなどが一望できます。
でも実のところのオススメは、昼間よりも夜景です。
完全なるデートスポットですが。。。
庭園もたいへん手入れが行き届いており、約330種2,200株ものバラを楽しむことができます。
お庭全体が調和のとれたデザインになっているのでステキです。
▲桜がバックに見えます。
美しすぎる!
▲ローズガーデン一帯はバリアフリー対応したスロープが設置されています。
▲横浜ベイエリアを運行する路線バス「あかいくつ」
帰りは「あかいくつ」に乗り坂を下りました。
港の見える丘公園のトイレ情報
▲多目的トイレ
障害者用トイレが二つ併設されています。
▲洋式と和式あります。
設備としてはやや古いですが、トイレットペーパーは完備されていました。
▲オムツ替えの台あります。
港の見える丘公園に行ってみた感想
フランス橋から階段を登ってくるのは少し疲れましたが、当時の生活の様子が分かり歴史の勉強にもなります。
そして、登り切った後に見える横浜湾や行き来する大型船、ベイブリッジもきれいに見えて素敵でした。
私が訪れたのは、バラが満開の5月ではなかったので、山下公園ほど混まずゆっくりと回ることができました。
ランチの際もとても空いていたので、ベンチ脇にレジャーシートを敷いてご飯を食べました。
お天気もよく記念撮影も人影が入らず撮ることもできます。
写真撮影をするのならば、コンパクトにお庭が設計されている「港の見える丘公園」が山下公園よりも個人的にオススメです。
111番館とお花がとても絵になります。
また、行きはフランス山方面から歩いて来ましたが、観光場所を効率的に回るために便利なベイバイクを使う手もあります。
電動なので、坂道もスイスイ!
街中でもベイバイクを結構見かけました。
公園からも見える「KKRポートヒル横浜」にベイバイクのポートがありました。
坂下で借りて登のもよし、心地よい風を受けながら坂道を下るのもよしですね。
ただ、1人乗りなのでお子さんは乗せられませんが。
私たちは「あかいくつ」で「港の見える丘公園前」から乗車して坂を下りました。
バスだとあっという間なので、時間があればそのまま乗って中華街へ足を延ばすのもありだと感じました。
私たちは「あかいくつ」で「港の見える丘公園前」から乗車して坂を下りました。
バスだとあっという間なので、時間があればそのまま乗って中華街へ足を延ばすのもありだと感じました。
たくさん歩けないお子さん連れだと、すべて歩きだと厳しいのでバスの車窓から眺める観光も楽しそうで良いかと思いました。
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