子連れで「せり」に参戦!ゆりあげ港朝市レビュー|名取市名物「朝ごはん」も最高でした♪

こんにちは! sayuです♪

宮城県名取市にある「ゆりあげ港朝市」に行ってきました。

ゆりあげ港朝市の歴史は古く、約40年前から開催されていました。

しかし、東日本大震災で大きな被害を受けて営業ができなくなり、移転も余儀なくされました。

少しずつ復興をとげた現在、震災直後は更地になってしまったこの土地に、再び戻ってくることができたのです。

今回私たちは、「ゆりあげ港朝市で朝ごはんを食べよう!」という予定で行ってきました。

市場ならではの「せり」にも参加してきましたよ!

ここでは、4歳と7歳の子を連れての朝市の様子やグルメ情報、反省点などをまとめてみました。

もくじ

ゆりあげ港朝市へのアクセス

【住所】宮城県名取市閖上5丁目23-20
【営業時間】毎週日曜・祝日(6:00〜13:00)
【入場料】無料
【公式HP】http://yuriageasaichi.com/

東日本大震災で被害があったこの地域は今も開発中。

道路も新しいのでカーナビには出ていないかもしれません。

あらかじめ地図で確認しておくことをオススメします。

▲周りは田畑が広がります。

ゆりあげ港朝市の方は、車が行き交い賑わっているのが見えるので、近づけば「なんとなくあの辺かな?」というのが分かるかもしれません。

▲この交差点を入って、写真中央奥がゆりあげ港朝市です。

左にある駐車場は震災メモリアル公園です。

詳しいアクセス情報はこちら

ゆりあげ港朝市の駐車場

▲ゆりあげ港朝市の駐車場は「土」のままなので、雨の後はなかなかの水溜りができます。

▲工事中? 駐車場はけっこう粗めな作りです。

▲隣の「震災メモリアル公園」の駐車場はコンクリート舗装がされています。

こちらの駐車場も利用できますよ。

ゆりあげ港朝市の見どころ

▲私たちの到着は8時くらい。

朝市は6時から開催してるので人もたくさん来ていて活気付いてました。

すでに買い物が終わってもう帰る人もいましたよ!

▲家では切り身ばかり見ている子供たち。

大きい魚など、普段見れない魚もたくさん見ることができました。

▲ホタテもまだパクパク動いてましたよ!

▲新鮮な野菜!

こんな細長〜いナスは初めて見ました。

▲目を惹くフルーツもたくさん!

▲変わりネタ? とん足、ホルモン、犬のエサまで!

▲元気のいいどじょうは、子供たちも興味津々。

「どんぐりの歌に出てくるやつだよ〜」なんて言って和みましたが、食用です……。

▲魚の部位って意外と分かってなく食べていたので勉強になりました。

▲アーケードになっている通路は人が多くて移動はこんな感じ!

子供がはぐれないように気をつけましょう。

▲ゴミは炉端焼きスペースの中央に、まとめて捨てられる場所があります。

お店で集めてくれているところもありましたよ。

食べ歩きしていると何かとゴミが出ますよね。

その都度直ぐにゴミ捨てに行けないので、一時保管のゴミ袋があるといいですよ。

ゆりあげ港朝市の「せり」に参加してみた!

▲「せり」には大人から子供まで、誰でも参加できます。

とくに受け付けなどもなく、自分でうちわを選んで好きなところに並ぶという流れです。

参加してみようかどうしようか迷っていたら係のおじさんに、

「やってみな! うちわいい番号選んであげっから!」

と声をかけてもらったので思い切って参戦!

▲「せり」の大まかな案内はこちら。

「せり」といっても高値をつけてとか、そんな難しいものではありません。

「せり人さん(せりを仕切る人)」が商品の値段を言って、欲しい人はうちわを上げて、せり人さんに番号を呼んでもらえればゲットです。

「せり」に参加してみて思ったこと

難しいものではないと言ったものの「初参戦」ということもあり、その流れの速さと勢いにはなかなかついていけませんでした。

おじさんが言ってた「いい番号」が何なのかは未だ分からず……(^_^;)

本気でせりおとしたいのであれば、商品の下見は大事だなと思いました。

何が出品されるのか、欲しい商品に目星を付けてここぞという時に素早くうちわを上げられるようにするのです。

迷っているとすぐ決まってしまい、次の商品へと進んでしまいます。

場所取りも重要!

場所はせり人さんの目に付きやすいよう「真ん中」がオススメ。

今回よく分からず端っこの方で参加したのですが、せり人さんになかなか見てもらうことができず、アピールの機会を失いました……。

この「アピール」がけっこう重要で、中にはせり人さんに「男前っ!」なんて声を掛けてアピールして番号を呼んでもらうという一幕もあり、笑いも兼ね備えたせりでした(笑)。

商品の内容は魚介類はもちろん、野菜や卵、生花やおやつ系など、様々なものが出されていました。

お値打ち品もあるので争奪戦です。

次はあらかじめ、出品物の下見をしてから参加したいと思います!

メイプル館

朝市は日曜祝日のみですが、ゆりあげ港市場の敷地内にあるこちらの「メイプル館」は平日も営業しています(木曜定休)。

ゆりあげ港朝市で取り扱っている商品や、宮城県のお菓子など、名産品や手芸品の販売もしています。

▲オープンテラスもあるので、天気のいい日には海の風を感じながらランチやコーヒーをいただけます。

▲館内にも飲食できるスペースはたくさんありますよ。

▲海鮮丼の種類も豊富!

この他にもお粥専門店や、おいしそうなマフィン、自家焙煎のハンドドリップコーヒーなどを販売しているお店もありました。

メイプル館の由来

震災の後、カナダ政府から復興のためにとカナダ産の木材を使用した建物を寄贈していただいたそうです。

そこで建築されたのが「メイプル館」というわけなんですね。

カナダ名産のメープルシロップやメープルビスケットなども取り扱っていました。

メイプル館の360°ビュー

ゆりあげ港朝市でこんな物食べた & 買いました!

▲海苔類大好物のわが家の子達のために、三陸産のとろろ昆布!

味見でいろいろな種類を食べ比べさせてもらえて好みのとろろ昆布をお買い上げ。

▲おまけまで付けてもらえました♪

せり鍋

▲名取市名物「せり鍋」

子供たちも「おいしい!」と最後まで食べてました。

ほろ苦いせりと根菜などがたくさん入って体が温まりました。

玉こんにゃく

▲山形の郷土料理「玉こんにゃく」は抜群の味染み。

焼き団子は味噌ダレの甘辛い味でした。

▲ホタテとエビとつくね串、ソーセージのバーベキューセットを購入。

お店の網で焼かせてもらって食べました。

ホタテがパカっと開く瞬間が見れて子供たちも興味津々。

エビは、足がまっ黒焦げになったのを見て、「かわいそう……」と。

お店で買ったものを焼くときは、お店の人が焼き加減も見てくれます。

北海道三陸はらこ飯

▲北海道三陸はらこ飯。

いくらのプチプチが絶品でした。

▲お菓子屋さんも♪

ここでは子供にお金を少し持たせて自分で買い物をさせました。

この他にも、野菜やフルーツ、水餃子、かき氷、今川焼きなど、たくさんお買い物することができました。

朝市終盤になるとだいぶ品薄にはなりますが、どんどん値下げされていくのでお買い得です。

この日はおじちゃんが「ネギいらねえか」と声をかけてきてくれたので、大量の長ネギを200円で購入できました!

ゆりあげ港朝市の休憩場所

座って食べる場所はたくさんありますが、時間によっては埋まってしまうことも。

特に「炉端焼きスペース」はすぐに埋まってしまいます。

海側のウッドデッキのテーブルスペースは比較的空いていました。

▲丸太や一斗缶に座るところが朝市ならでは。

子供たちはこれが新鮮で楽しいらしいです。

▲写真奥の屋根の下もオープンテラスになっていて、ずっとベンチテーブルが並びます。

▲炉端焼きスペースです。

それぞれお店で買ったものをここで焼いて食べられます。

炭火焼きのルール
  • 朝市外からの飲食物の持ち込みはNG
  • 食品管理は自己責任(食べる時にはしっかり火を通しましょう)
  • やけどにも注意してください

▲海側にもテーブルスペース。

船や海を眺めながらのんびりひと休み。

▲カモメもやって来ます。

昼頃はおこぼれ目当てに、けっこう低空飛行してくるので要注意です。

持っていると便利なもの

割り箸 / 紙皿 / フォーク & スプーン / 買い物袋 / ウェットティッシュ/ゴミ袋

割り箸や紙皿は貰えるところもあれば、1セット10円で購入するお店もあります。

また、子供がいると取り分ける必要も出てくるので、持っていくと便利です。

ほとんどのお店に「箸」は置いてあるのですが、スプーンやフォークはないので、子供用にスプーンやフォークを持っていくといいですよ。

ゴミ捨て場があるので、持ち帰りたくない場合は使い捨てがいいですね。

あちこちで買い物するとビニール袋が増えるので、ひとつにまとめられる買い物袋などがあるとスッキリ持ち歩けます。

「ウェットティッシュ」は子供の手や口汚れはもちろん、私は網焼きしたときのエビの殻を剥いた後とかにもすごく使いました。

魚など網焼きする時にもあると便利です。

ゆりあげ港朝市のトイレ情報

▲多目的トイレもありましたが、オムツ替えシートはありません。

オムツを替える時はメープル館へ!

▲女子トイレは中に5台。

回転が速いのか、ほとんど待たずに入れました。

▲こちらがメープル館内のトイレです。

オムツ替えができるのはここ1箇所です。

ゆりあげ港朝市へ行った感想まとめ

ご飯系もあり、汁物もあり、お魚やフルーツもあって、ゆりあげ港朝市で4歳と7歳の子が朝ごはんを食べるには十分なラインナップでした。

もっと小さい子も来ていて、せり鍋や焼きおにぎりなどを食べていましたよ。

でももちろん家のようにはいかないので、あちこち気になり、集中してご飯を食べることはできません。

そして所々で「ご飯」ではない、チョコバナナやかき氷なども食べてしまうので、肝心なご飯はしっかり摂れなかったように思います。

でもこの日は「特別」として、楽しめたのでOK☆

なんといってもお店の方が元気で、気さくにお話ししてくれるので、こちらもつられて元気になります。

食材の「美味しい食べ方」や「保存方法」なども教えてもらえますよ!

この日は朝ごはん目的でしたが、別の日にまた、今度はお昼ご飯を! と思って11時頃行ってみたのですが、その時にはもう所々店じまいの準備をしていていました。

炉端焼きの炭も終わりかけていたので、しっかり食べに行く方はやはり早めにいった方がいいかもしれません。

子供たちはお魚を炭で焼いて食べる「炉端焼き」が楽しかったようです。

大人も食べ歩きはもちろん、買い物も楽しめて、あまり見たことのない食材に出会えたりと、朝市をたっぷり満喫することができました。

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