大田区にある「大森海苔のふるさと館」に行ってきました!
「大森海苔のふるさと館」は海苔の歴史・文化を学べる「郷土博物館」です。
国の重要文化財に指定もされている、昭和30年代に造船された最後の海苔船の「伊藤丸」や「ベカブネ」が正面入ってすぐ左手に展示されています。
その他にも海苔つけ体験や、海苔を作る生活を分かりやすく展示や説明がされており、当時の道具を実際に体験することもできますよ。
大森海苔のふるさと館へのアクセス
〒143-0005 東京都大田区平和の森公園2−2
【電車】
・京急本線「平和島」駅より徒歩約15分
・京急本線「大森町」駅から徒歩約12分
【モノレール】
・東京モノレール流通センター駅から徒歩15分
【バス】
・JR「大森」駅から平和島循環バスで平和島五丁目バス停下車徒歩3分
・JR「大森」駅か「蒲田」駅から大森東五丁目行きバスで終点下車徒歩4分
※本数が少ないです。
【入園料】 :無料
【開館時間】:午前9時から午後5時まで (※6月から8月は午前9時から午後7時まで)
【休館日】 :第三月曜日(第三月曜日が祝日の場合は翌日休館)※年末年始(12月29日から1月3日まで)
大森海苔のふるさと館内の見どころ
館内は1階から3階そして屋上があります。
エレベーターが設置されていますので、車椅子の方やベビーカーでも利用しやすいように配慮されています。
車椅子を利用したい場合は1階窓口で伝えると、貸し出し用の車椅子を貸してもらえますよ。
▲昭和38年頃まで海苔を作る時に使われていた道具です。
当時の貴重な品を触ることができます。
▲大森の言葉で「はまど」という言葉がかつてあり、「海で働く人」という意味を表します。
寒い季節もこのような服装で海に入り作業をしていたそうです。
▲体験教室の貼り紙がありました。
夏の自由研究もできますね。
▲1階にある、関連する書物やパソコンを使って調べるスペースです。
▲1階に展示されている海苔作りの作業場の再現です。
▲忠実に再現されていて当時の海苔作りの大変さを感じることができます。
当時の海苔作りの作業を語るおじいちゃんと孫が話し合うスタイルで勉強させてくれます。
▲2階展示スペースです。
当時の道具や道具使って体験ができます。
▲当時の貴重な展示物がたくさんあります。
▲1階に展示されていた船よりも小型の船がありました。
さまざまな道具があります。
▲帆を張った船の展示もあります。
▲船大工が使っていた「のこぎり」です。
木材の水密性を高めるために形状が違うタイプを使い分けていました。
▲海苔とりの再現模型です。
船が傾き不安定そうですね。
▲背の届かない深いところでは海苔下駄という道具を使っていました。
これを水中で履いて動くには相当な体力がいりそうです。
▲実際に海苔下駄を履いてみることができます。
とても重いです。
▲お隣には子供でも体験できるサイズの海苔下駄もありました。
▲3階の休憩スペースです。
飲料の自動販売機が設置されています。
▲窓からは浜辺公園が見えます。
緑が広がり気持ち良いです。
▲休憩スペースから外に出られるバルコニーがあります。
▲更に屋上へと続く階段があります。
最も高いところからは浜辺公園の全体をほぼ見ることができます。
▲3階までエレベーターが使えます。
大森ふるさと海苔の博物館の駐車場
▲浜辺公園の駐車場と共同の駐車場になっています。
<収容台数>:147台
<利用料金>:30分毎に100円
館内のトイレ・授乳室情報
▲1階トイレです。
奥側の扉は海苔の体験部屋となっています。
▲中もキレイに清掃されていて気持ちよく使えます。
▲同じく1階バリアフリートイレ。
▲表示も分かりやすくされており、必要な方が優先して使えるように配慮されています。
授乳やおむつ替えにも使えるとのことです。
▲2階トイレです。
こちらは女性用のトイレが個室で2つ設置されています。
大森ふるさと海苔の博物館へ行ってみた感想
「大森ふるさと浜辺公園」に隣接する博物館なので、公園に来たついでに気軽に入ることができます。
※大森ふるさと浜辺公園のレビューはこちらの記事に書いています↓
しかも、とても綺麗で「勉強もできる場所」であるのに入館料は無料なのが素晴らしい!
博物館の見学や海苔つけ体験など、学校利用で学習する場所でもあります。
子供に海苔つけ体験をさせてあげたいと思いつつ、浜辺公園で遊ぶことに夢中になってしまい、なかなかこちらの博物館での催し物に参加することができないのですが、今度はぜひ海苔つけ体験をさせてみたいなと思います。
トイレもバリアフリートイレが設置されており、公園を利用される方がオムツ替え台のあるこちらを利用することも多いです。
赤ちゃんがいるママさんにとっては心強いと思います。
また、館内は冷暖房で調節されているのでとても過ごしやすく、外で遊んで疲れたらこちらの3階の休憩スペースで一休みすることもできるので、一石二鳥な施設ですよ。
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